フィレンツェ市街から約30キロ離れた山の中腹、モンテスペルトリにあるレオナルドのオリーブ畑。ここで、フラントイオ・ペンドリノ・モライオロ・レッチーノの4種類の品種を育てています。
太陽の恵みを存分に浴びた土壌は、オリーブに必要な栄養をたっぷり与えてくれています。

また隣接するぶどう畑ではトスカーナワインが作られており、トスカーナ特有の肥沃な土地であることが見てとれます。

レオナルドの畑にあるオリーブの木は、わずか2000本。

その中でも最高の品質を保つために収穫は毎年10月末から11月の寒い日だけにしか
行いません。またオリーブの実を傷つけないよう、全て"手摘み"で収穫しています。
レオナルドが手間と時間をかけて作ったその貴重なオイルを私たちに特別に譲ってくれているのです。

オリーブの実は収穫して時間が経つほど酸化が進んでしまいます。
それを最小限に抑えるため、収穫した実は全て12時間以内に搾油工場に持ち込み、搾油しています。また、真空圧搾(コールドプレス)機で搾油してさらに酸化を防ぐことで、オリーブ本来の苦味や辛みが残り、濃厚な味わいのオイルが出来上がります。

こうして作られるオイルの酸度は、なんと0.27%！
大量生産をせず、愛情を注いだオイルだからこそ生まれる数値です。

レオナルドはボトリングした後も鮮度を保つために、様々な工夫をしています。

光により酸化してしまうため、ボトルは遮光瓶に。
そしてオイルを注ぐ際も空気に極力触れないよう、キャップ内に特別なバルブをつけました。